NEXCO エンジニアリング関西

技術力を強みに、現場に寄り添う

須山 夏樹

  • 土木職 調査設計 調査設計 構造技術部
  • 2014年 新卒採用 立命館大学
    理工学部 都市環境システム工学科

幅広い知識が求められる調査・設計業務

主な業務としては、橋梁の調査・設計業務に関わっています。その中でも、マニュアルに記載されていないようなイレギュラーな事例を収集し、それに対して補修の方針を立てる検討業務をしています。この業務の中では、コンクリートに存在する塩分量を調査するために、実際に現場でコンクリートドリルを用いて粉末試料を採取するという現地調査も実施しました。また、橋梁の健全性を遠隔でモニタリングするための技術開発にも携わっており、モニタリングで使用している無線機器の設置や、それに必要な電気を供給するためのソーラーパネルの設置など、現場作業もいろいろと行いながら、橋梁に対する幅広い知識が求められる部署で働いています。

熊本地震で再確認した仕事の意義

この仕事を始めてから特に印象に残っている経験は、グループ会社出向中に携わった熊本地震の復旧に関する業務ですね。広島へ出向で異動した2週間後に熊本地震が起こりました。当時は無我夢中で連日緊急対応に追われていましたが、今振り返ると「通れない道路があって、困っている人がいるから早く復旧するんだ」という明確な目標と使命感がありました。普段の業務では、自身の業務の成果がどのように高速道路の安全・安心につながっているのか、実感しづらいこともありますが、あの時の経験があったからこそ、今の検討・補修業務が将来の高速道路の安全・安心につながっているんだと強く認識できるようになりました。

技術面に深く携われる喜び

大学で土木を学んでいたので、就職先も土木関係の会社を探していました。子どものころから電車よりも車に馴染みがあったこともあり、高速道路会社を志望して就職活動を行いました。その過程で参加したNEXCO西日本の説明会で、初めてグループ会社があることを知りました。実際に働き始めると、親会社のNEXCO西日本と比較して、エンジ関西は大規模な高速道路事業の中のベースの部分を扱っており、現場や技術的な側面により深く携われると感じています。そういった点が私の性に合っていたので、この仕事に就けて良かったと思っています。技術的なことが好きな方には、エンジ関西が合っているのではないでしょうか。

真なるスーパーホームドクターを目指して

現在は、「現場を助ける技術者」として本社で働いています。なかなか現場のことが把握できないことも多いので、いずれは現場も経験して、より人脈を広げ、土木業界の色々な人ともつながりを得ていきたいです。そうして、現場が抱える問題・課題を把握したうえで、技術的な解決策を提示できる技術者になりたいと考えています。それが私の目指す真なる「高速道路のスーパーホームドクター」です。

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