- HOME
- 採用
- 先輩・後輩クロストーク
- 高橋毅さん × 佐伯萌さん
CROSS TALK
先輩・後輩クロストーク
-
高橋毅さん
神戸事務所 係長 -
佐伯萌さん
神戸事務所
今日は適切な指示ができたか、
先輩に何を判断してもらったか。
何が嬉しかったか、
どんな失敗をしたか。
土木の施工管理に携わる高橋さんと佐伯さん。
現場事務所で工事の発注準備や品質管理、工程管理などを行っています。
後輩である佐伯さんのお悩みについて高橋さんのアドバイスを聞きながら、当社が大切にする考え方について感じ取ってみましょう。
※所属などはインタビュー当時の情報です
上司・先輩に
頼ればいい。
そのかわり、学べ!
- 佐伯さん
- 施工管理に携わるようになり、1年半が経ちました。
現在はトンネル内塗装工事を担当しているのですが、まだまだ上司・先輩方に指示を仰ぐことが多いです。判断力を身に付けるにはどうすればいいでしょうか? - 高橋さん
- 判断力は、経験を通して身に付くものだからね。
今はとにかく、自分の疑問を伝える能力を養っていった方がいいと思うよ。
経験が浅いうちは、先輩に判断を頼ることがあるのも仕方ない。
そのかわり、判断を任せたときはその結果まで見届けた方がいいね。 - 佐伯さん
- 「結果まで見届ける」とはどういうことですか?
- 高橋さん
- 先輩も間違えることはあるからね。判断を下すまでの過程はもちろん、もし判断を間違えた場合はそれをどう処理するかも見ておけばいいと思う。
- 佐伯さん
- なるほど。同時に問題解決能力も習得していくイメージですね。まずは、自分が何に困っていてどういう判断がほしいのか、そういったことを言語化する力を習得することが大切ですね。
- 高橋さん
- 的確に状況を説明する力は必要だね。
現場の状況次第で判断が変わることもある。
分からないことは遠慮なく質問して、学び吸収する、そんな経験を積み重ねていけばいいと思うよ。 - 佐伯さん
- 最初の頃は、現場に行っても何がなんだか分からない状況だったのをよく覚えています。回数を重ねたり勉強したりするうちに、自分の中で何が分からないのかが次第に明確になってきたように感じています。
- 高橋さん
- 佐伯さんは意欲的に聞きに来てくれた印象がありますね。
- 佐伯さん
- 全部一から聞きに行っていましたね(笑)。他の先輩方もすごく丁寧に教えてくださいました。

日々の業務を記録して、将来につなげる
- 佐伯さん
- 現在、2級土木施工管理技士の資格習得を目指して勉強しています。
それ以外のところで、どんなスキルを身に付ければ施工管理の業務に役立つでしょうか? - 高橋さん
- スキル…ではないかもしれないけど、日々の業務を振り返って記録しておく癖をつけるのはどうかな。今日は適切な指示ができたか、先輩に何を判断してもらったか。何が嬉しかったか、どんな失敗をしたか。そんなことを日々記録していけば、佐伯さんが30代、40代になったときに20代の自分がどんなことに悩み、どんな努力をしていたのか思い出すことができるよね。
- 佐伯さん
- それは是非とも合間を見つけてやってみたいですね。そういった記録をつけておいたら、先ほどお話していたような判断力を身に付けるのにも役立ちそうですね。
- 高橋さん
- うん、そうやって自分のスキルも上がっていくんじゃないかな。それだけじゃなくて、佐伯さんが上司になる時に若手の悩みを理解しやすくなると思う。私自身、20代や30代の頃のことはうろ覚えになってしまっているからね(笑)。
これからも基本を忘れずに真摯に経験を積み重ねていけば、きっと佐伯さんなりのやり方が見えてくるはず。その真摯さを忘れずに探求し続けてほしいな。
