NEXCO エンジニアリング関西

社会に大きな影響を与える仕事

藤井 麻梨花

  • 土木職 調査設計 交通技術部
  • 2019年 新卒採用 摂南大学
    理工学部 都市環境工学科

渋滞予測で高速道路の利用を支援する

私が主に担当している業務は、高速道路の大規模更新工事の渋滞予測です。例えば、2020年6月から実施している中国道リニューアル工事が挙げられます。NEXCOにおいて、このような都市間高速道路の重交通量区間終日通行止めは初めてだったので、どれほどの社会的影響が出るのか、どのような対策を立てるか検討する必要がありました。私は、通行止め工事の影響によって他の路線や区間で交通量が増大し、捌ききれなくなる交通量を計算して、渋滞が普段よりどれだけ伸びるか算出しました。渋滞予測はNEXCOと協働して取り組んでいる業務であり、最終的にはNEXCOのホームページやリーフレットに掲載されます。渋滞情報の掲載を目にすると、自分の業務が直接お客様と関わっているなとを実感し、仕事のやりがいと同時に、責任を強く感じます。

疑問と解決の繰り返し
そして広い視野をもった技術者へ

現在は日々の業務の中で、経験を積むことの重要性を実感しているところです。さまざまな業務に携わっているうちに、見える範囲が徐々に広くなって、以前には思い浮かばなかった疑問なども増えてきました。私は、疑問を突き詰めて考え、解決することが好きで、楽しみながら業務に取り組んでいます。今後、施工管理などの現場業務にも携わり、多様な経験を積み、業務全体の流れを把握したいと考えています。その上で、広い視野を持った技術者として活躍することを目標に、業務に邁進していきたいと思います。

平常時も災害時も、
人々の生活を守り続ける

エンジ関西を知ったきっかけは、大学での企業説明会でした。その時初めて、高速道路が災害時の緊急道路として使用されるという重要な役割を担っていることを知りました。もともと災害対策に興味があった私は、業務を通して災害対策に関わることができると思い、入社を決めました。平常時には、渋滞予測によって、お客様が分散することで渋滞が減り、結果として交通事故が減るといった効果もあります。どのような状況においても人々の生活を守り続けることができる、このエンジ関西の仕事を誇りに思っています。

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