NEXCO エンジニアリング関西

水質管理で生活を守り続ける

亀田 淳史

  • 施設職 神戸事務所 係長 水質管理
  • 2014年 キャリア採用 大学院 前橋工科大学
    工学研究科

水処理に関する豊富な知識を活かし、
快適な高速道路を支える

私は、新卒で水処理施設管理会社に入社後、水処理について深く学びたいという気持ちから大学院に進学しました。その後、水質管理業務の募集があったエンジ関西に入社しました。水処理に関する専門知識を強みとして、現在の業務に従事しています。具体的な業務内容は、サービスエリアなどの休憩施設にある上水設備、汚水処理設備の点検管理などです。お客様が快適に休憩施設を利用していただけるように、水環境を守り、安全・安心で快適な高速道路を支えています。
また、私が管理している新名神高速道路の宝塚北SAにおいては、NEXCOと広島大学が共同研究をしている「汚泥減容化技術」実用化に向けての実験にも協力しています。これは、私が大学院で研究していたことがそのまま活かされている実験であり、当時は実験室での研究段階の技術でした。私が担当する現場において、運命的にもこのような実験を行っており、それに携われているということに大変やりがいを感じています。なんとしても実用化に貢献したいと思い、日々業務に取り組んでいます。

「当たり前の水」
それを維持するために

水質管理業務において重要なことは、水処理を完了した水が一定の基準値内で、河川に放流することです。近年は河川の水が綺麗なことが当たり前になっている時代であり、水質を意識されることがありません。しかし、その当たり前を維持し、常に水を綺麗な状態に保つことができていることに誇りを感じています。たとえ、放流水に異常が発生したとしても、急に改善できるものではありません。水処理には微生物を使っており、その調整には数日かかるからです。水質に異常が出る前に先手、先手で対応し、一定の水質に保つことが必要不可欠です。これまで培ってきた知識や経験を生かし、全力で“当たり前の水”を守っています。

地域住民の生活を守ることも使命の一つ

休憩施設を利用するお客様には綺麗な水を提供する、地域住民の方には河川を汚さないよう、綺麗にした水を放流する。この「当たり前」を守り続けることが私たち水質管理チームの使命です。高速道路を安全・安心で快適に利用できる環境作りはもちろんですが、高速道路周辺の環境にも配慮し、地域住民の方の生活を守ることも大切な使命です。この使命を果たすため、常に情報収集を行い、得た知識を仕事に活かしています。今後も人々の生活を守り続ける高速道路のスーパーホームドクターとして邁進していきたいです。

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