当社は、高速道路の保全管理を担っております。
私たちの現場では、様々な課題に直面しており、課題を解決するためには、
企業の枠を超えた取組みが必要だと感じております。
皆様のアイデア・製品・工法等、ご提案をお待ちしています!
件名 | 土木-01 ドローンで撮影した動画データからリアルタイムで寸法を計測できるアプリケーションの導入 |
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概要 | 橋梁点検において、ドローンによる正対移動撮影を実施し、動画データによる変状把握を行っている。 |
募集する技術の仕様 | ドローンで構造物を正対移動撮影した動画データを使用。(使用機体:SkydioJ2) ①動画データ上で寸法の計測が可能なもの。 ②動画像撮影開始時に基準長を設定し、移動後もその基準長を基に正確な寸法が計測可能なもの。(途中で基準長の再設定が不要なもの) ③早期に調達可能なもの。(既存製品の採用など) 適用規模:80径間程度 使用頻度:16径間/年程度 |
写真・図面等 |
ドローン動画移動距離計測 |
件名 | 土木-02 (募集終了)床版打音調査結果の展開図作成技術 |
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概要 | 舗装工事における床版打音による浮きの範囲は、現地にて作業員が野鳥に記入し、CAD化して保存されているが、変状の位置が正確ではないため、再劣化した際の判定や、桁やボイドとの位置関係との関連性が曖昧である。DXによる維持管理の高度化のために、変状箇所の正確なデジタル化技術を導入したい。 |
募集する技術の仕様 | ①ドローン撮影は採用しない ②路面撮影車は採用しない ③ポールカメラのような人力での撮影を想定 適用規模:10台程度 使用頻度:15~20km/年(80~100日/年) |
件名 | 土木-03 (募集終了)孔内傾斜計の再計測機器の導入 |
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概要 | 地盤変位を把握するために、主要な計測機器として孔内傾斜計を用いている。地盤変位により、ガイド管に変形が生じた場合は、計測機器(プローブ)が挿入できない状態となる。 |
募集する技術の仕様 | ①約Φ50mmのガイドパイプが変形しても、挿入可能な小型プローブ ※小型化のサイズ・計測精度については、別途協議 |
写真・図面等 |
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件名 | 土木-04 ゴム支承 内部鋼板の腐食把握技術の導入 |
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概要 | ゴム支承はオゾン劣化によりひび割れが多く確認されている。内部鋼板の腐食が懸念され、場合によっては取り替えの必要が生じる。 |
募集する技術の仕様 | ①非破壊もしくは微破壊で探査できること ②探査機械は人力で運搬できること 適用規模:5台(4点検事務所+本社) 使用頻度:提案内容による(扱いやすさ) |
写真・図面等 |
ゴム支承状況写真1 ゴム支承状況写真2 |
件名 | 土木-05 コンクリート床版上面の打音検査自動化システムの導入 |
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概要 | 橋梁部の舗装修繕工事では、舗装切削後に人力にてコンクリート床版上面の打音検査を実施している。 |
募集する技術の仕様 | ①普通乗用車でも運搬可能な大きさとする。 ②検査時間は、5m2/分以下とする。 ③変状箇所に、自動でマーキングできるものとする。 適用規模:5台程度 使用頻度:15~20km/年(80~100日/年) |
写真・図面等 |
現状の状況 マーキング結果(手動) |
件名 | 土木-06 (募集終了)橋梁の異音発生個所の特定技術 |
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概要 | 橋梁は車両通過に伴い振動していることから、伸縮装置や桁と床版の間、支承など、隙間がある箇所から打撃音が発生することがある。それらの音は桁に反響することによって、音の発生源が特定できないことが多い。音の発生源は変状進行部位であることが多いため、適切に維持管理のために、早期に異音発生個所を現地にて特定したい。 |
募集する技術の仕様 | ①現地にて確認できること ②人力で運搬できる可搬性に優れた機器であること ③±1m程度の精度で位置特定ができること 適用規模:当面1台 使用頻度:数回(異音発生件数による) |
件名 | 土木-07 PC橋のPC鋼材腐食探査技術の導入 |
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概要 | PC橋のグラウト調査やPC鋼材破断調査を実施している。現在、鋼材破断箇所の把握技術は確立されているが、鋼材の腐食状況を把握する技術がない。 |
募集する技術の仕様 | ①非破壊でPC鋼材の腐食を把握できるものとする。 ②腐食程度をⅠ~Ⅳの4段階程度で判別できるものとする。 ③PC鋼棒、PC鋼線、PCより線に対応できるものとする。 適用規模:ご提案内容による(機器の扱いやすさ、費用など) 使用頻度:ご提案内容による(機器の扱いやすさ、費用など) |
写真・図面等 |
現状の調査状況 PC鋼材の腐食状況 |
件名 | 土木-08 <検討中>のり面簡易計測の導入 |
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概要 | のり面変状を監視するためには、小段シールコンクリート、吹付コンクリート、のり枠工等に発生した亀裂の変位量や変位方向(XYZ方向)を継続的に計測することが重要である。 |
募集する技術の仕様 | ①簡易に設置可能な計測器、もしくは、カメラや3Dスキャナ等の非接触で計測可能な手法 ②測定最小単位は1mm程度とする(要相談) 適用規模:20箇所/年程度 使用頻度:1箇所につき2回/年程度 |
写真・図面等 |
過去に作成した事例 |
件名 | 土木-09 (募集終了)のり面排水溝清掃ロボットの導入 |
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概要 | のり面点検では、排水溝や排水ますに土砂や枯葉が堆積している場合に堆積物除去作業を実施している。 |
募集する技術の仕様 | ①人力で持ち運び可能なものとする ②堆積物をすくい上げ、土嚢袋に詰めるものとする。 |
写真・図面等 |
排水溝の堆積状況例 |
件名 | 土木-10 落下防止装置付き点検ハンマーの導入 |
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概要 | 点検作業は、高所で実施することもあり、点検ハンマーを落下させるリスクがある。 |
募集する技術の仕様 | ①落下防止装置と点検ハンマーが一体化したものとする。 ②点検作業の支障とならないものとする。 ③ハンマーのヘッド部分の落下防止機能を有する、又は槌と柄が一体化したものとする。 ④点検ハンマーのヘッド重量は230g程度、総重量300~500gのもの。 適用規模:100本程度 使用頻度:100日/人・年 耐用年数:5年 |
写真・図面等 |
点検作業の支障とならないもの 点検ハンマー頭部の落下防止機能も有するもの |
件名 | 土木-11 細骨材(コンクリート材料の砂)の均一な乾燥と保水状況の評価 |
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概要 | 湿潤状態のコンクリート用細骨材を均一に乾燥させ表乾状態にする機器を導入したい。 |
募集する技術の仕様 | ①1~2㎏の試料を均一に乾燥できること ②1~2㎏の試料の保水状態を瞬時に評価できること 適用規模:1~2台 使用頻度:30回/年 |
写真・図面等 |
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件名 | 土木-12 合いマークで使用する「消えないマーカー」の導入 |
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概要 | 合いマークは、附属物点検等において、「ボルト・ナット」のゆるみを確認した後、ボルト・ナット、座金及びベースプレートに連続してマーキングを施工するものである。 |
募集する技術の仕様 | ①10年以上の対候性を有するもの。 ②鮮明で視認性が良い色。 ③ボルトナットにマーキング作業がしやすいもの。 ④早期に調達できるもの。(既存製品の採用など) 適用規模:高速道路構造物の付属物、標識等に使われているボルトナット全般 耐用年数:10年以上 |
写真・図面等 |
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留意事項
お手数ですが、下記の事項をご確認、ならびにご承諾いただいた上で、「ご提案フォーム」より内容をご記入ください。なお、貴社よりNEXCOエンジニアリング関西にご提案いただく内容は、以下に基づいていることをお約束ください。
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(NEXCOエンジニアリング関西㈱は、ご提案内容に関する秘密保持義務を負うことができません) - ご提案内容の詳細を教えていただきたい場合に、あらためて連絡をいたします。
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1963年に名神高速道路が日本初の高速道路として開通し、既に50年。
道路も人間の体と同じように劣化が始まり、定期的な健康診断が必要です。
高速道路をお客様が安心・安全に走行でき、
また、周辺住民の方が快適に暮らせるように見守り続けているのが私たち。
常に一歩先を見つめていくという確かな意志と高い技術力を持ち、
日夜高速道路を守り続けています。
しっかりとした意志を持ち、何事も積極的に取り組む人、
専門分野を究めたい人を大事に育てていきたいと思っています。