NEXCO エンジニアリング関西

現場で活きる設計図面をつくる

長井 勇輝

  • 施設職 施設技術部 調査設計
  • 2012年 新卒採用 大阪工業大学
    工学部 電気電子システム工学科

施設設備の役割を把握し、最善の設計をする

新卒で入社し、最初の2年間は施設技術部で設計業務を担当し、その後滋賀事務所に異動して保全工事や保全管理、設備保守などの現場業務に5年間携わりました。令和元年からは、施設技術部に戻って設計業務を担当しています。設計業務は、運用性、経済性、施工性、保守性など様々な観点から、高速道路の電気・通信・機械の施設設備全般の更新設計およびシステムの構築検討を行う業務です。各設備の役割を把握し、設備の配置にもそれぞれ決まったルールや指標があるので、それを満たすよう工夫を凝らしています。例えば、高速道路手前の一般道にはNEXCOが管理している情報板があります。お客様が高速道路に入る前に交通情報や道路状況等を把握できるようになっており、目的地まで高速道路のルートを使うか一般道のルートを使うか選択ができるよう、適正な位置に情報板を配置する必要があります。それぞれの設備が持つ役割を的確に果たせる位置に設備を配置すること、目的に沿った機器の選定、適正な配線、配管のルートや仕様なども決定して工事を発注するための図面を作成することが私の仕事です。

現場事務所での経験を活かして、
工事や点検がしやすい設計を行う

設計図面をもとに工事し、完成した設備を保守点検していくのは私と同じエンジ関西の技術者たちです。自分の知識や経験を活かして、少しでも工事がしやすい、点検がしやすい配置、仕様となるよう意識して設計業務を行っており、その設計が現場へ活かされていること目にすると、仕事のやりがいを実感できます。
また、年に一度「うちの部署の設計はどうでしたか?」と、各事務所からご意見をいただく機会があります。その際には、現場で困った箇所など指摘されることもありますが、現場の意見を真摯に受け止め、今後の設計に活かしていきたいです。

今までのキャリアを
今後につなげる

次は、高速道路を作る建設工事の施工管理業務に携わりたいと考えています。現在、新名神高速道路は全線開通が間近であり、最終段階である大津から高槻までをつなぐ道路を建設中です。このような大きなプロジェクトに出会える機会は今後多くはありません。だからこそ、これまで培ってきた知識や経験を活かして新名神の建設工事の現場で活躍したいと考えています。完成した道路を見た時には、大きな喜びとやりがいを感じると思います。
また、施工管理は発注者であるのNEXCOと工事受注者の間を取り持つ存在であり、課題をうまく解決していくためには双方とのコミュニケーションが必要です。自分の思いをしっかり伝え、段取りよく仕事を行うことが今後の私に必要な力になると考えています。これからのキャリアパスを見据えたうえで、さまざまな能力を身に付けるべく、日々の業務に取り組んでいきたいです。

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